今日を生き延びれた自分をいたわる

コラム あがつま ゆい

これを読んでいるという事は少なくとも今日まで生き延びたことになりますね。

その勇気に敬意を表します。

これがメンヘラ.jpに掲載されるのであれば10回目となります。あがつま ゆいです。

私はメンタルをやって長い事経ってしまいましたが、そこで得た教訓というか、メンヘラを軽減するコツみたいなものをお伝えしようと思います。

 

風邪とかインフルエンザは自分から治ろうと思わなくても、寝ていれば勝手に治るもので「受動的」だと思います。ですがメンヘラ特有の病(うつ病、拒食に過食、リストカットなど)というのは「積極的」に「自分から治りに行く」必要があるように私には思えます。

この「自分から治りに行く」というのがとてつもなく厄介で「メンヘラを治すのも風邪を治すのと一緒だ」と勘違いすることが非常に多いです。

というか「自分から病気を治しに行く」という経験は普通の人(メンヘラじゃない人)はもちろんのこと、メンヘラの人ですら気付かない事が多いかもしれません。

実際私はメンタルが折れて10年近くたちますが、これに気付くまで無駄な遠回りを繰り返してきました。

ではその「自分から治りに行く」というのはどういうものなのか?

例としては、「死にたい」とか「生きていたくない」とか「消えたい」と思うたびに「それは病気がそう思わせている事だ」とか「今ならあのことも親も許してくれるはずだ」とか「今は気圧がさがってるからそうなんだ」といつもいつも言い聞かせなくてはいけません。

これはいつぐずって泣き出すか分からない赤子の世話を延々と続けるようなものだと思います。

しかしこれは「死にたいなんてとんでもない! アフリカには生きたくても生きれない子供たちがたくさんいるんだぞ!? 何言ってるんだ!」という健常者がよくやる見当違いの説教同様に「死にたい」を封じ込めてしまう危険性も持っています。

「死にたい」には耳かき1杯分よりもはるかに少ない程度ですが、癒し効果があるんです。グーグルやヤフーの検索欄に「死にたい」と打ち込むのもそれと同じ理由があるのでしょう。

このようにいつ「死にたい」が襲ってくるか分からないのに、それに備えて反撃、そこまで行かなくとも説得しなくてはならない。というのは人によっては非常に苦労すると思います。

それが出来ない時は何をすればいいのか?私は「今日を生き延びれた自分をいたわる」事だと思います。例え「朝に目を開けて夜閉じるだけ」とか「テレビ見てて1日が終わった」という生活だったとしてもです。

例を出すなら「がんサバイバー」ものでしょうか。

「今日も1日死ぬことなく生き延びれた」と思うだけで十分だと思います。

私が投稿した記事には、冒頭、決まり文句のように「これを読んでいるという事は少なくとも今日まで生き延びたことになりますね。その勇気に敬意を表します」と書いてあります。それは「今日も1日死ぬことなく生き延びれたあなたをいたわりたい」という理由からです。

なので今日も1日、生き延びてみましょうか。



【執筆者】
つま ゆい さん

【プロフィール】
大人になってADHDとアスペルガー症候群の併発が分かった発達障害患者。精神もだいぶ病んで医者曰くうつ病1歩手前。障害者枠で仕事をしつつ小説投稿サイトで小説を垂れ流す、カッコつけて言えばアマチュア小説家。

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