自殺の直前、親に送ったメール

体験談 うつ病 ADHD 発達障害 自殺未遂 希死念慮 バンビ

はじめまして、バンビと申します。

メンヘラ.jpはずっと読む専門でしたが、文章を書いて暇を潰したくなったため、こちらに投稿させていただきます。

昔からふんわりとした生きづらさを感じながら、思い過ごし/甘えのような気がして、生きづらさから目を逸らし続けてきました。成人してから逃れようのない心の不調を感じて心療内科にかかったところ、うつ病の診断と共に発達障害の診断も下されて、めでたく名実ともに「メンヘラ」の仲間入りを果たしました。

ストラテラ・抗鬱剤・睡眠薬の服用を開始してしばらく経ちますが、生きづらさは依然として心にこびり付いたまま、離れてくれる気配もありません。

最近は通っている病院の方々以外の人に会うことがなくなって、家で死について考えることが増えました。

布団に寝ころぶと視界に入るカーテンレールには、昔自殺未遂をした際に使った縄が結び付けられたままになっており、私の希死念慮を増幅させる働きをしています。

だけど、私はどんなに希死念慮を高めても自分で死ぬことは出来ないのだと思います。

リストカットは痛みが想像できてしまい、首吊りはその苦しさを既に経験して知っています。駅のホームの端に立って、飛び込もうとして勇気が出ず、10本近く電車を見送ったこともあります。そうやって、私には自分で自分の息の根を止める勇気がないのだ、と思い知るには充分すぎるくらいの試行回数を経ました。

その内、自分で死ねないのなら、と、誰かに殺してもらう妄想をするようになりました。妄想の中で私を殺す人は大体私が好いた人たちでした。私は誰かを愛したくて、その相手からも同様に愛されたかったのです。愛した誰かに殺されることがどんなことよりもキラキラした希望のように思えました。自分が愛した人間が、私を殺すという思考に至ってくれることに胸を躍らせていました。

ありえない話です。そんなことは分かっています。だけどそれしか愛を獲得出来る方法はないと思う程度には、私は追い詰められています。

ある時、別居している親にメールで

「死にたい」

と送りました。その際親は

「そうやって脅迫するならこちらにも考えがあります。警察に通報します」

という返事を寄越してきたので、どうにかその場を収めて、死にたい気持ちも頑張って押し込めました。またしばらく経ったある時、同じ人間に

「これから死にます。止めても無駄ですし、警察に通報しても手遅れです」

とメールを送りました。実際それを送っている時は既に首に縄をかけていて、警察を呼んだと言われても来る前に死んでしまえるような状況でした。
その際に返ってきたのは

「分かりました。そこまで言うのなら、私が殺して、それから自殺してあげます。私なら確実にあなたを死に至らせることが出来ると思います」

という予想外の言葉でした。そして続いて、

「○日までは請け負った仕事があり、迷惑をかける訳にはいかないのでそれまで待っていてください」

ととも。

そこまで言うなら、と、信じて待つことにしました。

そして約束の期日から何日か経過しましたが、未だに私はこうして生きています。親からの連絡はありましたが、約束のことは初めからなかったかのように振る舞っており、そこでようやく私は親に騙されたことに気が付きました。

やっと死ぬことが出来ると思ったのに。

虚無感の中で、文章を書いています。



【執筆者】
バンビ さん

【プロフィール】
身体が麻痺した後、発達障害と鬱病が発覚した半ひきこもり。


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