自殺を決めてからの5日間

体験談 双極性障害 自殺未遂 じごせく

※こ記事は自殺推奨したり促すではありません。
あくまで体験記としお読みください。

 

会社員になって2年以上経った冬、自殺を決意した。

あらゆるものが苦痛だった、会社の女性の輪に入れずLINEグループも教えてもらえなかった。同期は気に入られてるのに自分は永遠に存在を無視されるのに耐えられなかった。会社にいるときは風邪薬の乱用や飲酒などで誤魔化したりしたが、無意味なことに気づいた。

ある日、突然「自殺すれば解決だ〜!」とハイになった。これは双極性障害の症状で鬱状態から急に躁転すると、思考は鬱のまま行動が躁状態になる。そこからは通販で道具を取り揃えた、確実に死にたかったので七輪を3つテントに入れることにした。荷物の都合で5日後、自分の誕生日と同じ日に決めた。

その後は地獄だった、職場では平静を保てるが家には同棲している彼氏がいる。親兄弟、友人とも縁を切った私の死を唯一悲しむ人間だ。それと毎日毎日顔を合わせる、発狂した。

彼氏をなるべく無視したが向こうが話しかけてくる。すると申し訳なさや寂しさで号泣してしまう。自殺を決めてから3日目に私は耐えきれずに聞いた

「もし私が自殺しても許してくれる?」

彼氏は「大丈夫、なにしても許すから」と言ってくれた。その言葉に私は救われた、恨まれると思った、嫌われると思っていた。なんとなく平静を取り戻した。死への恐怖も強かったが躁状態のため薄れてった。

そうして当日、どうせ死ぬので電子書籍で漫画を買い漁った、というか漫画を読んで気をそらさないと「今日死ぬ」という事実に耐えられなかった。彼氏が出かけたら準備を始めた。

音楽をガンガンにしてテンションを無理やりあげた。家で七輪を焚いたが隣が不法入居者という底辺アパートでなければ通報されていたと思う。そうしてお酒と睡眠薬を飲んでいつしか意識は薄れていった…。

が、生きていた。気づくと病院で点滴をうたれていた、家には監視カメラがあったようで、彼氏は私が焚いた1時間以内には引きずり出していた。警察と消防と救急が家に来たらしいが睡眠薬により夢遊状態だったため記憶にない。

生活は一変し私は職を失い、死ぬ権利も失った。なぜなら彼氏は死ぬ私を救ってしまった、それは人生をかけて私の面倒をみるという決意表明だ。その思いに応えなければいけない。

まだ希死念慮は強い、自身の無意味さや彼氏の人生の負担になってる事実にも耐えきれるかわからない。それでも生きなきゃいけない、とても、残酷な事実だけれども。



【執筆者】
じごせく さん

【プロフィール】
双極性障害Ⅰ型、DV家庭から貧困家庭で育ち就職するも挫折して自殺未遂。
今はTwitterで漫画描いてます

twitter : @father37564


募集

メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
応募はこちらから

メンヘラjp公式ツイッターはこちらから

この記事のカテゴリ・タグ

体験談 双極性障害 自殺未遂 じごせく
このエントリーをはてなブックマークに追加

0件のコメント

コメントを残す

返信をキャンセル
返信先コメント