双極性障害を職場にカミングアウトすることになった話

体験談 双極性障害 チャンたけ

はじめまして。チャンたけと申します。

自分のことについて話すのは少々苦手なので、文章形式で淡々と経験を綴ろうと思います。下手くそな文章ですが、お付き合い下さい。

ーー今回初めて投稿するきっかけとなった、職場への病名のカミングアウト。

誰かにこの進捗を見守ってほしいという独りよがり。ただ単に記録に残したい、いや、できるなら誰かの目に入り、一瞬でも良いから記憶に残ってほしいと思ったのである。

 

ここ1ヶ月間不調が続いていた。

メンヘラの皆さまにも分かっていただける方がいるかもしれないが、

「何かを始めたいのに、何をすればいいのか分からない」
「やらなければいけないことがあるのに、どうしてもできない」
「頭の中が雑念まみれで、思考の収拾がつかない」

お陰で家での私はただただ怠ける動く生肉と化していた。こんな私でも主人はいつも味方でいてくれるのが幸いだった。しかし今思えば、この不調も混合状態のようなものだったのかもしれない。

主人と結婚して1年、都会から主人の故郷である田舎へ引っ越してきた私にとって、今の環境は良くも悪くも何もない場所。地元であれば友人や出かける場所があるものだが、こちらではそうもいかない。そんな私には、この1年仕事しかなかった。

少し補足を入れようと思う。

私はオーガニック系カフェのパートで働いていて、精神疾患の病名、通院についてはクローズだ。婦人系の疾患も患っているが、医療従事者もいる環境なので、それについてはオープンにしていて、皆理解も示してくれている。仕事量は多く、今まではそれがやりがいに繋がっていた。職場の環境も良く、スタッフは皆気さくな方ばかりで何度も元気付けられた。たくさん迷惑もかけてしまったが。

突如躁転したのは、おそらく新作のメニューを考えるという役を任せられたからであろう。今から2週間ほど前だ。

アイデアは滝のように流れ出るが、実現には程遠い。普段の仕事が頭から抜け出てしまい、怒られることが増えた。それでもなんとしてもメニューを完成させたいと意気込み、調理やお菓子作りの素人であるにも関わらず、浅い知識で試作を繰り返した。そんな私に上司はいつものように声をかけた。

「もう次はないよ」

この一言で私は崩れ始めた。たった一言だ。

元々思い込みが激しい私は、この時「ああ、私はこんなにも仕事ができないのか」と落胆し、自分を責め始めた。私には何もできない、何の力にもなれない、仕事もできないメンヘラ女。無駄に歳を取ってもきっと仕事ができず、若い子たちに陰で馬鹿にされながら生きていくんだろうなあ、と考えては希死念慮に浸る。

そんな中、5年間飼っていたペットが亡くなった。

3日間で彼女にかかった入院、通院費用は5万を超えた。私の1ヶ月分の給料の半分以上だ。

これがきっかけで鬱になった。

仕事のミスも倍以上に増え、終いには任されていたメニューは私の知らないところで上司の手により完成し、別の仕事内容では「ちゃんと教えなかった私が悪かった」と上司に言われる始末。
もう無理だ。気付いた時には吐き気に襲われて、休憩室で倒れ込んでいた。

その日は早退し、主人が帰るまで泥のように寝た。次の日に主人に連れられ、心療内科に向かうと、私の口から自然に「休みたい」という言葉が出た。主治医から提案されたのは、1ヶ月の自宅療養だった。

さて、そうなれば職場へ1ヶ月間自宅療養をする旨を伝えなければならない。私は今すぐ消えたい気持ちを抑えて社長へ話がしたいと連絡をした。社長は快く受け取ってくれた。

その後に改めて上司へ早退したことをメールで謝罪し、体調はどうかと聞かれた時、もう誤魔化せないと思った。

素直に打ち明けるしかない。心療内科へ通院していることを隠していたが、メールでの自白で申し訳ないと思いながら全て話した。上司は思ったよりも普通に受け止めてくれたが「通院しているなら言ってほしかった」と返信が来て、嘘をつき、騙していたことを酷く後悔した。

次の日の朝には、社長と話をすることになってます。話の内容も自分の記憶と記録に残したいと思うので、思い立つことがあればまたここへ現れるかもしれません。

これから仕事どうしようかな、と悩んでいる皆さまの参考になれば幸いです。



【執筆者】
チャンたけ さん

【プロフィール】
20歳の頃から心療内科に通い4年目に突入。
高卒、健全な主人と二人暮らしの主婦。幼少期から父親から身体的DV、精神的DVを受け、小中高は不登校がち、高校時代に付き合っていた男に借金を被せられ本格的なメンヘラに。
双極性障害Ⅱ型、ADHDグレーゾーン、婦人系疾患持ち。ほぼ一年周期で躁うつを繰り返している。


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