高校を中退して 小テストの恐怖と先が見えない受験生生活

体験談 不登校 学校生活 高校中退 アリ子

こんにちは、進学校に入学するも中退した私の話をしたいと思います。少しでも今苦しんでる不登校の方、死にたいと思っている方のお力になれればいいなと。

私は中学生の時、「頭が悪くてはいけない、勉強して良い高校に入って良い大学に入って大手企業に就職しなければ…」と偏った思考から平日も休日も塾の自習室に籠り、勉強漬けの日々を過ごしていました。

お陰で成績良好、高校は地域で2番目の進学校に入学することが出来ました。

ここまでは私の間違った理想像通りの展開でした。

入学するとともに周りとの差を気にするようになりました。私は少し背伸びをして入学したので、当然中学までとは違い、成績良好というわけにはいきませんでした。

小テストが始まると点数の差を、模試があると順位の差を、テストがあると点数と順位の差を…と気がつくと周りと比べて自分がどこにいるのかをすごく気にするようになっていました。

勉強時間の差まで気にするようになった私は、クラスの子たちと同じ、もしくはそれ以上に勉強時間を取れば同じ位置の学力になれるのではないかと毎日日付が変わっても机に向かっていました。

いつの間にか、定期テストと小テストは私の恐怖の対象になっていました。

ある日ふと、私は毎日何をやっているんだろう、私の毎日の努力に意味はあるのだろうかと思いました。私は小テストのために生きてるんじゃない、だけど明日も小テストがあるからこの手を止めるわけにはいかない。

勉強しないと、勉強しないと、勉強しないと、

そうやってその日も寝たのは2時過ぎでした。

そうやって、偏った考えから自分を追い詰め過ぎた私は、翌朝リビングで制服を掴むと涙が止まらなくなりその日から学校に行けなくなりました。学校に行けない日々は絶望と無力の日々でした。

これまで自分の価値を「勉強ができる事」に置いてきた私にとって「毎日学校に行かず家に籠っている状態 = 存在価値ゼロ」でした。

だからと言って勉強しようという気力も無く、こんなはずじゃなかったのにと絶望する日々が続きました。

死よりも現実の方が辛く感じて、死ぬことも考えました。

色々しましたが死にきれませんでした。

「私は死ぬことすらも出来ないのか」と1人で夜通し泣いたのを覚えています。

1度学校に復帰した私は、クラスに馴染もうと他人の目を気にして、顔色を伺い、話は全面的に肯定して、自分の意見には蓋をする生活を送りました。

他人の目を気にするあまり、廊下を歩く時のすれ違う人たちの笑い声さえ自分を嘲笑っているのではないかと考えるようになりました。

もう2度と不登校には戻らないと決めていたのですが、勉強に対する恐怖や不安、焦りもまだあり限界でした。家に帰って、課題をしているのを中断し叫びました。

結果また学校に足が向かなくなりました。

当然クラスの子たちとの関係も決裂、無視され目障りな存在として扱われるようになりました。
数ヶ月間死にたいと思う日々が続きました。

でも、死にきれませんでした。

人間は意外としぶといのです、大半の人は死ぬ時が来るまで死ねないのです。

親戚が日記を付けてみたらと言っくれので日記を付けてみると、毎日死にたいと書くことしか出来ませんでした。でも、読み返してみるとその時期を乗り越えた私が今ここにいる、頑張ろう、生きようと思えます。

携帯を見る気力さえなく一日中現実逃避するため寝ていた私でしたが、1つだけ楽しいと思えることがありました。

洋画を見ることです。

英語が好きだった私は洋画を字幕で見ている時だけ全て忘れて楽しむことが出来ました。
そのおかげで少しずつ元気を取り戻し、外出出来るまでになりました。

そしてその数ヶ月間に学校の出席日数の期限も迫ってきていました。

私は悩みました、学校に戻ってレールの上を走る方が絶対に安全なはずだから。

恐怖の小テストと定期テスト、周りの目線、クラスの子たちとの関係、、

こんなことで学校を辞めるのは勿体ない、我慢すべきだ、踏ん張って登校する方が身の為という方もおられると思います。

ですが、たった5分の小テストが私にすれば世界破滅の隕石のような大きさでした。

気にしなければいい他人の目線は避けては通れない茨の道でした。

もう死にたいと思って、死ねないと泣くのは嫌でした。

学校を辞めて、高認を取り今は受験勉強に励んでいます。

高校中退は良いことでも悪いことでもないかと思います。

ただの現実です。結果です。

高校中退の今をどのように変えていくかは私次第なのです。

決して充実した毎日が送れているわけでもないし、辛くなって眠れない夜もあります。

でも確実に笑えるようにはなっています、楽しいと思える事は増えています。

こんな私も1日1日を笑顔で生きています。

今現在、不登校で辛い方、死にたいと思っている方へ

あなたの存在価値は「生きている事」にある、と思います。

支離滅裂な駄文を最後までお読みくださってありがとうございました。



【執筆者】
アリ子 さん

【プロフィール】
17歳、女子、高校中退受験勉強励んでいます


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1件のコメント

まり 返信

アリ子さん、こんにちは。
就活中の大学生女です。
つい自分の高校時代、死にたくてたまらなかった毎日と重ねてしまい、コメントさせて頂きました。
勉強にアイデンティティを投じてしまったがゆえの焦燥感、そして崩れたときの絶望、分かるとはおこがましくて言えませんが、身に覚えがあります。お辛かっただろうな、と思います。
そして、当時も今も頑張り続け、不登校の人のために記事を書くアリ子さんはとてもバイタリティ溢れた方だなと思います。
洋画がお好きなんですね。好きなことがあるのはすてきだなと思います。
私は当時勉強以外に時間を割くほどの趣味が無く、そのことでも悩んでいたので…
17歳、とても大変な時期だと思います。
受験勉強、その他もろもろ、大変だと思いますが、明日も生き抜いてくれたらうれしいなと、他人ながら思います。
長くなってしまってすみません。
見知らぬ他人ですが、素敵な記事を拝見した縁から、アリ子さんの幸多い人生を祈っています。

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