逃げた自分を自分で嫌いになっても、他の誰かはそんな君を好きかもしれない

体験談 浅上桜

みなさまこんにちは、浅上桜です。

過去には

重度の二次元コンプレックスで、推しのおかげで人生を肯定できたという記事や、推しに学んだことの記事を投稿し、掲載してもらっております。ありがたや。

【関連記事】
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前回の記事の最後に、就労環境の変化により過敏性大腸炎が再発した旨および「どうしても無理だったら逃げようと思う」と記しました。

いやはや、無理でした。

具体的には、頻尿、腸炎、背中や腰の痛み、職場に行こうとすると耳鳴りがする、ボスのSNS書き込みを見るだけでフラッシュバックが起こるという症状が出ました。

振られた仕事をすべて受けてしまい、NOと言えなかった自分も悪いんだと思います。

にしてもきつかった。

何年か前の「足がもげようと!手を吹っ飛ばされようと!1パーセントの希望が残っているならそれに賭けるんだ!死んでも思いを遂げるぞ!」系の熱血ヒーローを推していたころの自分ならそんな状況でもがんばってしまったのですが、なにせ今推しているのは重責をほっぽり出して敵前逃亡したキャラクターです。

「生き残ることこそ、勝ちではないのか」

現推しはそのように言いました。

推しの言葉は正義です。

私はその言葉に従い、生き残るべく今の職場から撤退を決めました。

まずかかりつけ医のところに行って診断書をもらい、10日ほどの休暇を取り、その間に退職願と退職届をしたためて上司に送りました。

職場は万年人手不足なので引き留められるかと思いきや、意外とすんなり受理されました。

というわけで今、私は残務処理と引継ぎをこなしつつ、現職最後の一か月を過ごしています。
次の職場は決まっておりません。

まあ死ななければ良い、と言いたいところですが、推しに貢げるくらいのお金はまた稼げるようになりたいです。

さて、そんな私からみなさまへメッセージです。

もし今、しんどくて逃げたい、でもそんな逃げる自分は許せない、と思っている方がいらしたら。

別に自分で自分をがんばって許す必要はないと私は考えます。

なぜかというと、しんどい人はもれなく、自分のキャパを超えた何かを抱えてがんばってるじゃないですか。

がんばって疲れてるところに、さらに許しのためのがんばりを加えるともっと疲れるじゃないですか。

別にあなたが自分を許せなくても嫌いでも、それは、あなたを見ている他の人からの評価と一致するわけではないんです。

だって私は推しの、一目散に逃げる姿を見て可愛いと思い、引きこもって膝を抱える姿に萌え、逃げ遅れて命を落とすその瞬間も含めて大好きなので。

逃げるあなたを好きになる人もいるかもしれない(いないかもしれない)。

あなたが逃げようが逃げまいが、あなたを好きな人がいるかもしれない(いないかもしれない)。

だからあなたは、そんなこととは関係なく、逃げたかったら逃げていいと思います。

良き人生を。



【執筆者】
浅上桜 さん

【プロフィール】
学生時代に慢性疲労症候群、ストレス性胃腸炎、うつ状態、パニック障害、不安神経症のコンボで心療内科の門を叩き、そこから数年後に発達障害が発覚。

腐女子。だいたい推しのことをつぶやいています。
twitter : @sekaijyunrei


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