社会不適合者の私が生き残るためにWEBサービスを作った話

体験談 せり沢

こんにちは。せり沢と申します。

メンヘラ.jpに投稿するのはこれで2回目になります。

前回は、社会不適合をこじらせ、新卒で入社した会社をわずか2、3か月で退職したことを書きました。

【関連記事】
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退職後は、フリーターとして怪しいIT企業で働きながら今後の身の振り方について考えていました。

正社員時代の会社は業界では結構なホワイト企業として知られていて、そこですら半年も耐えられなかった私は、「普通」の会社員としてやっていくことは明らかに不可能。

退職直後など、街でスーツ姿の人を見るだけで若干気分が悪くなるという具合でした。

働くのが苦であるのは間違いないけれど、何もしないのが楽かというとそういうこともない。

何をするでもなく、たまたまやっていたワールドカップでフランスが無双するのを眺めていた私ですが、毎日「何もしない」のもそれはそれでしんどい。

当時はガッツリ抑うつが入っていたので、本当にただ鬱々としているだけ。

そして、頼んでもいないのに減っていく金。

たまに上野公園に散歩に行くと路上生活者が昼間から酒盛りをしていたりするけど、自分には一緒に酒盛りをする友だちもいませんでした。

もとからそんなに友だちがいないってのもさることながら、やはり退職すると会社でできた友人とは疎遠になるものらしく、結局辞めてから今に至るまで同期の友達とは一度も会ってないですね。

それからしばらくしてフリーターになりました。

社会不適合者を自覚する前は、「フリーター」という単語に漠然とヤバいイメージを持っていたけれど、なってみるとこれが意外と快適でした。やはり先入観は良くない。

バイト先はいわゆるブラックな環境で、社長と大喧嘩して辞めていく人がたくさんいたり、無理難題を押し付けられたりと、明らかに正社員時代にいた会社よりクソ環境なのですが、自分には合ってたみたいです。

社長とバイトの大喧嘩をみていると、彼らが何というかこう、既存の社会秩序を否定してくれているような感じがして、ほっとするのです。

バイトを始めて半年くらいした時点ですでに、辞めていった仲間たちの数は両手両足の指の数で数えられるかあやしいところにまで達していました。

私とは一回も話すこともなく辞めた人いますが、私は彼ら全員を同志だと思っています。

腹の中に黒いものを抱えながら、客にも先輩にも上司にも笑顔を見せなければならなかった正社員時代のストレスは「毒」という感じがしたのですが、今いる場所で受けるストレスはもう少し健全な感じがします。

また、バイト仲間で社長の愚痴を言い合っているときの連帯感は得も言われぬものがあって、自意識が目覚めた中学生の時くらいから感じている「しっくりこない感じ」が束の間ごまかされるような感覚もあり。「何をして働くか」よりも「どういう場所で働くか」の方が自分には大事なんだろう。そう感じてます。

そして、どうにか不快な環境で生きなくても済むように、今も悪あがきを続けています。

例えば、最近DL販売専門のフリマサイトを作りました。名前を「フリマル」といいます。

【関連リンク】
・フリマル DL販売専門デジタルフリマ

これは、誰でも自作の漫画や音楽、小説などのデータを誰でも販売可能、というものです。

正直、辛い労働をせずに不労所得を得たいという私の黒い衝動がもとになって産まれたようなサイトです。

 

そもそも、私含め多くの社会不適合者たちが何故苦しんでいるかというと、それは社会に出て金を稼がなければ死んでしまうからです。

金が無限に沸いてくるのであれば、我々は無意味に他人と関わらずに晴耕雨読の日々を送るかあるいは本当に植物のように一生を過ごすだけでしょう。本来それでなんの差しさわりもないのですから。

やはり金の必要に迫られるというのは根深い問題だと思います。

そこで、どうにかして家から出ずとも作品などを販売して金を得られる仕組みを作りたかったのです。

作りたてゆえにレイアウトが見にくかったり、機能が足りなかったりと色々問題があるのですが、そこはこれから改良したり、あるいは改良しなかったりしていきたいです。

最近、また環境の変化が生じ、再び辛い毎日を送っている私ですが、できるだけ足掻いてみようと思います。

……それはただもう生き延びるために。



【執筆者】
せり沢 さん

【プロフィール】
新卒入社した銀行で2か月で抑うつ状態となり休職し、一か月後に退職。
自然に生きるすべを探し中。

WEBサイト: フリマル

Twitter : @deka_cat


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