コミュ障の自分が人気者に⁉︎〜なるわけねーだろ、一部を除き。〜

未分類 降矢とばり

オタクをこじらせて自律神経ぶっ壊した人(https://menhera.jp/7725)、降矢とばりです。
前回は、退職して引きこもるまでの話だったので、今日は後日談を語らせていただきます。アレよりは不幸自慢度低めでお送りしようと思いますが、その分メンヘラ要素も薄いので、ご了承くださいませ。

──前職に就いていた頃、社内ニートで時間を持て余していた私は、とある出会い系サイトに入り浸っていた。いわゆるチャットレディを足して2で割ったSNSなのだが、電話は受け付けず、メールもほとんど返信する事は無かった。
では何をしていたかと言えば、ブログに日々の愚痴を投稿して、男性ユーザーからイイネを貰うだけで満足していたのである。これは割とストレス発散に役立っており、男性側も私と同様、女性との交流を目的にせず、TwitterやFacebookには垂れ流せない不満を吐き出すだけ、というタイプは何人かいた。そういう需要は、男女それぞれ少なからずあったらしく、ブログの感想メールを送り合ったりもした。
その中で、文章がまともで常識的な対応ができると判断した相手とは、真剣な相談メールを交わしたりもしたが、(出会い系に偏見を持つ人には信じられないだろうが)卑猥な話や不躾な質問などは、一切送られてこなかった。私がメンヘラなのをオープンにしていた事もあり、「身近にリスカをする女の子がいるんだけど、安易に止めるのも良くないよね?」とか、逆に意見を求められる場合もあった。
しかし、じゃあ直接会ってお話ししない? なんて流れになったのは、ただ1人だけだった。まあ結論から言うと、その彼と実際に会う事は無かったのだが、退会した今でも彼とのやり取りはよく覚えていて、今頃どうしてるだろうと考える時もある。

最初は確か、私の写真を褒められたと記憶している。女性ユーザーは、完璧にお小遣い稼ぎ目的で、エッチな写真を公開している人が断然多かったのだが、彼はマスク顔のトップ画像だった私を、奇特にも気に入ってくれたようだった。
その後も、「僕は最近彼女と別れて、ちょっと人間不信になって。軽い気持ちでここに入ったんですけど、色んな人がいるんですね」とか、控えめな話題が続いた。その頃の私は出社拒否に陥った辺りで、「お互いしんどい事もあるけど頑張ろーぜ」みたいに励ましあったりしていた気がする(2年近く前なので、思い出を美化しているかもしれないが)。
けれど、ある日彼から告白された事によって、そのささやかな関係は終わりを迎えた。いや、私がいきなりお断りしたのではなく、「面識の無い女と、傷を舐め合うような事をしているうちに情が湧いただけであり、私と違って真っ当な暮らしをしている君には、ちゃんと相応しい女性が見つかるはずだ」的な返事をしたと思う。
すると、「じゃあ、本物のとばりさんと会ってみたいです。どんな姿でも、僕の気持ちは変わらないと思います」と来た。なので、(おいおい正気かよ、写真はマスクで小顔に見えるだろーが、その下は過食で二重アゴがデフォルトのクソデブスだぞ…)という本音を抑え、「仕方ないな、君のそんな甘ったれた期待とフラグ、目の前でへし折ってやんよ(キリッ」と、つい送ってしまったのである。(※実際の文面とは異なります)

さて、期日を決めた後、私は相当迷った。当時は、元上司への叶うわけない片想いを引きずっていたのもあり、お付き合いに発展するとかは全く考えていなかったのだが、彼はそれでも構わないという。ただ、孤立無援で不憫な私に、救いの手を差し伸べたいのだと言った。
それなら、普通にお茶して雑談に花を咲かせ、あっさり解散してしまえば良い。でも、あっさり終われなかったら? 私は過去に、別のSNSで知り合った人が催すオフ会に参加し、計らずも紅一点になった事があったものの、その際は仲良くオタトークを繰り広げて、アニソンカラオケ大会しただけだった。
だけど、異性と一対一で差し向かうのは、やはり気が引ける。断れなかったのは、私も私で情が湧いてしまっており、無下にしたら可哀想に思えたからだ。
勝手な意見だが多分、彼はメンヘラホイホイだったんだと思う。聞いていた元カノの話というのがそんな感じだったので、私が「君は悲劇のヒロインを助けて、優越感に浸りたいだけじゃないの?」と指摘した時も、「そうかもしれない。でも、とばりさんが悲しんだり辛い思いをしてるのはどうしても嫌なので、僕が支えてあげたいんです」なんて口説かれた。
…残念だが、そう言われては本当に仕方ない。私は、君のようなメンヘラホイホイになりたいのに、なれないが為に苦しみ続けてるのだから。
そして私は、彼との約束をブッチして引きこもり続けた。当然キレられ、後はブロックされて終わり。この話もまた前回同様に、救いのカケラもない自己満的体験記でしかない。
だけど、未だに彼へ申し訳無い事をしたと思っているし、生涯忘れる事もないと思う。ゆえに、もし本人がこの記事を読む機会が訪れるなら、こう言いたい。

あの時はごめんなさい。けれど以前の私には、君に会う資格は無かったんだ。
会えたとしても、メンヘラホイホイを自称する君が羨ましくて、妬ましくて、憎らしくてどうしようも無かったから、きっと酷い事を言ってしまうに違いなかった。
なんでそんなに、メンヘラホイホイに嫉妬する羽目になったかって?
それは、また今度投稿が掲載されたら、その時に話すよ。この長文記事に付き合ってくれてる皆さんも、もう飽きてきただろうしね。



【執筆者】
降矢とばり さん

【プロフィール】
指の皮膚をむしる癖と20年程お付き合いしている。先日「まきむぅの手乗り文芸部」に入部しました。
https://salon.dmm.com/167/members/75549


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1件のコメント

たん 返信

降矢とばりさん こんばんは。
読ませていただいてそういや私も似た様な事やったな、と。(相手の方という意味も)
ツイッターでブラックジャックというマンガが好きな方に親近感感じて相談に乗ってあげたい と思ったんですが距離間分らない人間なのでブロックされて。
noteで同じ方かな という方 偶然見つけて書かれていたことに似たような経験したこともあって再度親近感感じてまた同じことして ブロックされて と。
下心は今思えばあった気がしますし。20歳近く年上の距離間分らない男に付きまとわれればそうりゃそうするな と猛省して。
メンタル系に関わらずいろいろ他人と接すると言うのは難しいですね。
困ったときには相談に乗ってくれて 助けてくれて 自分の問題はできるだけ自分で解決する
という異性がいればいいのですが今まで会ったことはないですし今後もないでしょうし。

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