セックス依存症と自殺未遂を経て思う事

体験談 自殺未遂 静深 セックス依存症

掲載をされましたら2回目の登場、静深です。

今回は私が性行為依存症となるに至り、そこから自殺未遂に走ったお話をさせていただこうと思います。加えて、自殺未遂後のお話もさせていただこうと思います。

 

初めての彼氏、そうして、初めての浮気


今年の3月頃、私にはとてもとても大切な彼氏様がいました。

ちなみに、その彼氏様は鬱病を患い、社会復帰が誠に困難な彼氏様であったのです。

けれども、その彼氏様の事を私が支えなければ、という信念の元、私は高給であるパチンコ店に就職をし、彼氏様との同棲を最終的な目標としていたのです。

しかし、私のそうした努力もむなしく、私の希死念慮がピークに達し、パチンコ店を辞職せざるを得なくなり、精神科病院に再び入院を果たす結果に。

事の発端は最寄り駅にて飛び込み自殺を図ろうとした事でありました。

そうして、くしくもその当時、彼氏様も覚せい剤の使用が原因により、私と同じ精神科病院に入院をしていたのです。

それから、その入院期間中に彼氏様は別の病棟の女性との浮気を図り、結果、私はそこから愛というものが一体何であるのかを喪失するに至ったのです。

 

以後、性行為依存症へ


長い長い入院生活を経て、5月31日に見事退院を果たしました私は、Tinderというアプリをダウンロードしまして、そこから複数人の男性たちと会う行為を繰り返すようになったのです。

人間、本来ならば、コミュニケーションという手段を用いて寂しさを埋めるはずが、私の場合は脇道に逸れてしまい、結果、体を用いてその寂しさを埋めるに至ったのです。

初めての彼氏様にたくさんの愛情を注ぎ、けれども、最終的には浮気をされてしまった。

それ故に、愛というものが一体何であるかを模索するかのごとく異性の方々と体をたくさん重ねて、しかし、その寂しさが埋まるのは一時のみ。

そう長くは続きませんでした。

 

初めての自殺未遂


6月の3日、私にとりとうとう運命の時がやってまいりました。

このようなあまりに乱れきった生活に耐えかねた私は、大阪メトロの長居駅にて飛び込み自殺を図ったのです。

が、結果は未遂に終わりました。

その後、救急車で付近の病院に搬送をされ、何とか一命を取り留めるに終わりました。

頭部からの出血が尋常ではないという事から、頭部の傷口を16カ所も縫合され、加えて、点滴もしていただきました。

 

父親の死、残る後悔


日がたつにつれ、私の中でくすぶっていた後悔が表出を始めたのです。

気が付きますと、「どうしてあの時、私は生き残ってしまったのだろう」「死にたかった、けれども、何故だか死ねなかった」その2つが私の口癖となっていたのです。

これは後から知った事なのですが、6月の3日を境に入院をしていた父親の容体が悪化を始めたらしく、私はそれを己のせいだとますます自己を責め始めるようになったのです。

病院の枕に八つ当たりをし、病院の個室にて暴れる日々……。

そんな中、父親が息を引き取ったとの一報が私の元に届いたのです。

6月15日の事でした。まるで、私の負担を全て引き受けたかのごとく。

 

失ってからでは遅いという現実


父親を喪い、自失呆然といった状態が続いている中で、私の頭の中をこの言葉が過ぎりました。

「失ってからでは遅い」まさにその通りだと思いました。

その後、走馬灯のように父親との思い出がよみがえり、涙がボロボロと止まりませんでした。

私は何一つ父親に恩返しをする事ができなかった。

その気持ちが己をますます追い詰める事となったのです。

父親を喪った私が今、父親に対してできる事は、父親の墓前に向かってこの障害、統合失調感情障害の寛解を報告する事。

そうして、この障害を一刻も早く寛解へと持ち込む事。

そのように思いました。

 

大切な人


身近にいる大切な人を喪う前に、私ができる事は一体何だろう、己に向かい、自問自答をするようになりました私は、このような答えを見いだしたのです。

それは、その人にしてあげたいと思う事は変に遠慮をせず、きちんとしてあげるようにする事だと。

事実、私は父親に何一つ恩返しをする事ができぬままに6月の15日を迎えてしまいました。

だから、皆様方にはなおさら後悔をしていただきたくない。

そういった思いもあり、私は今回の記事を執筆させていただいたのです。

 

総括


ここで皆様方に知っていただきたいのは、人身事故で生き残った者の後悔は凄まじいものであるということ、そうして、身近にいる大切な方を喪う前にその方にしてあげたいと思う事は変に遠慮をせず、きちんとしてあげるようにしてくださいという事です。

先程も申し上げた通り、皆様方には後悔をしていただきたくない。だからこそ、この経験を語り継いでゆく必要性がある、そのように感じたのです。

改めまして、拙い文章ではありますが、この文章が皆様方の心を少しでも打ったのであれば幸いです。

 



【執筆者】
静深 さん

【プロフィール】
大学を中退、その後、さまざまな経緯を経て性行為依存症に

Twitter :  @yorunoI6


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1件のコメント

えいこー 返信

文章がとってもきれいですね
内容は軽くはありませんが、丁寧な語り部が前にいるかのようにするすると読めてしまいました
またあなたの記事を読みたいです

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