愛着障害を克服するために 私が実践している3つのこと

体験談 統合失調症 境界性人格障害 レイトン バンドマン 反応性愛着障害 愛着障害

以前バンドマンについての記事を書かせていただいた者です。

何気に反響あり、嬉しかったです。

今回は「愛着障害」についてお話しさせていただこうと思います。

 

自分は産まれた時に臍の緒を首に巻きつけて仮死状態で産まれ、根っからのメンヘラとして育ちました。

両親は30代にてデキ婚、自分は乳児期時代深夜2時がいちばん元気、朝まで寝ない、といううまれつき体内時計が狂ってる子供で、母親の疲弊が酷く、物心つく前からずっと「お前なんて産まなければよかった」「お前がお腹に宿ったから結婚する羽目になった」と言われ続けておりました。

父親は少年院上がりで一般企業に就職することが出来ず、自営業を営んでいましたが、1年間仕事がないなどザラ。

そして父親(自分の祖父にあたる)を18歳の時に自殺で亡くしており、その影をずっと追い続けていて、キレると手がつけられない人でした。

殺されかけたことも何度もあります。そんなこんなで幼少期から然るべき愛情を受けられなかったわけですね。

 

愛着障害の「愛着(アタッチメント)」とは、イギリスの精神科医ボウルビィが提唱した概念で「特定の人に対する情緒的きずな」のことだそうです。

乳幼児は特定の養育者によって繰り返し行われる「お世話」の中で、生理的欲求が満たされることの繰り返しにより、養育者との信頼関係やきずなが構築されます。

これが社会生活におけるコミュニケーションの第一歩となります。

つまり、ここが崩れてると端的に言えば社会生活がうまくいかないわけです。

 

愛着障害は基本的には子どもの病気として考えられてきました。

まず、反応性愛着障害(自分の場合はこれ)。

人に頼ることが苦手、いつも怯えている、など。

そして、脱抑制性愛着障害

誰にでも抱きつく、人見知りをしない、など。

愛着障害のある子どもは、大人に対しての反応が両極端になってしまうことが大きな特徴のひとつです。

 

自分の場合、まず幼稚園で挫けました。

周りとの協調性がなく、女の子にも男の子にもボコボコにされたり、池に投げられたり、砂場に埋められたり…。

小学校は幼稚園の同級生がいないところに進みましたが、同じくコテンパンにいじめられ「学校行きたくない」と言うと母親はアッサリ了承。

その代わり動物実験の映像を見させられたり、パラリンピックに連れていかれたり、謎の講演会(おそらく新興宗教)に連れて行かれたり、HIV患者(同性愛者が多い)や薬物依存者の会に連れて行かれたり、と、小学生ながらに刺激的なものにタップリ触れました。

そのおかげで周りの小学生とはどんどん価値観が離れていきます。

小学校3年生でリストカットを始め、5年生で風邪薬ODをし海に飛び込んで自殺未遂。

そして中学生の頃に本格的に不眠症に陥り、精神科を受診しました。

しかし睡眠薬もODしてしまうため、薬を処方してもらえなくなり、通わなくなりました。

高校生になりはじめて肉体関係を持つ恋人ができて、試し行為とセックスでしか愛情を感じられず、そこから「自分の恋愛は他の人と違う」ということに気付きはじめ、改めて精神科を受診したところ、境界性人格障害の診断が下りました。

それからも永遠にセックス、試し行為、セックス、試し行為を続ける日々で、愛情が満たされることのないまま、21歳で過食症、25歳で統合失調症を発症しました。

 

摂食障害、各種人格障害の根本は「幼少期に親からの愛情を受けられなかったため」という説が多くあります。

そして中でも境界性人格障害は統合失調症に繋がりやすいらしく、自分はまんまとレールの上を歩んでしまったわけです。

では、根本の愛着障害が育ってしまった「大人の愛着障害」から脱却するにはどうすればいいのでしょうか?

ここからは本やネットの記事を読んで考えた、自分なりの意見をお話をさせていただきます。

 

まず第一に「親を他人として捉えること」です。

これものすごく大事で、親だから助けてくれるはず、親だから愛してくれるはず、という深層心理の思い込みを「いやまあアイツ他人やし」としてしまうことで、無駄な期待を切り離すことができます。

親といえど一個体の人間であり、家族といえど別の人生を歩んでいるのです。

少しさみしいかも知れませんが、苗字が同じだけで別の人間、とすることで、自分はかなり楽になった部分はあります。

同じ理論で、恋人や配偶者もちゃんと「他人」として割り切るべきだと自分は思います。

 

そして第二に「他人を利用すること」です。

頼ると利用するは違う!!と自分も思い込んで来たのですが、そもそも人に頼るのが苦手な人は「他人を利用するようで嫌だ」と思ってる人が多いのではないでしょうか。

しかし他人を利用することで、はじめて他人を信頼できるようになることが多いです。

なりふり構わず「ヘルプ!」と人に言えることが、ごめん今日メシおごるから話聞いてくれや、と言えることが、人との信頼関係の第一歩になります。

注意点といえば、他人に頼られるのが好きそうな人を選ぶ、といったところでしょうか。一定数は必ずいるので探してみてください。

 

最後に「自分を自分で救ってあげること」です。

失敗した時に「失敗した、けどよくぞやった、えらいぞ!次もがんばろな」と自分に言ってあげられる、加工アプリで自撮りをして「なんや今日も自分カワイイな」と褒めてあげる。

一見虚しいことかも知れませんが、日々のそういう少しのことの積み重ねが、自己肯定感に繋がっていきます。

人間やってると、他人からもいびられる日々ですが、自分のことを誰より責めているのは自分だったりします。

自分への自分の評価は、映し鏡のようにそのまま他人からの評価になります。

まずは、どうしようもなく嫌いでダメな自分を褒めて褒めて伸ばすところから始めてみましょう。

ツイッターハッシュタグ#ホメ療法や、メカ節子LINE@もオススメです。

 

愛着障害やその二次障害の摂食障害や各種人格障害から回復した方々を見ていると「恋人(配偶者)に助けられた」という方が多いですが、いやいやこんな自分に恋人なんか作れねえよハゲ、という方も多いと思うので、まずは自分と友達や先輩後輩だけでできる上3つを試してみてください。

どーーーーしても褒められたいけどむり、という方は自分のツイッターフォローしていただければ、フォロー返しますので、毎日「今日も生きててえらい!!」とリプ飛ばします。

そんな感じです。みなさまが少しでも生きやすくなりますように、祈っております。

 



【執筆者】
レイトン さん

【プロフィール】
統合失調症、境界性人格障害、パニック障害、過食症の世捨人。
バンドマン追っかけがやめられない元バンドマン。
乙女座のB型は最大の敵。

Twitter : @www_djpt


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