悲しみをどう乗り越えればいいのかがわからない

体験談 揺蕩う

はじめまして。揺蕩うという者です。

先日、僕の大切なひとが眠ってしまいました。

双子の姉のような、そんなひとが。

亡くなったわけではありません。

詳細は伏せますが、あくまでも眠っているのだそうです。

そして、彼女がいつ目を覚ますのかということについては、そればかりはわからないとのことです。

 

その事実に直面した時、彼女を慕うみんなで泣きました。

みんなと別れてから、僕は吐くまで泣きました。

しかし、それからしばらくして、僕は抜け殻のようになってしまったのです。

彼女の輪郭をなぞるように物事に触れたり、泣けもしないのに布団に横になったりしていると、いつの間にか時間が過ぎています。

なにひとつ、満足に出来なくなってしまいました。

 

悲しい時は悲しさを受け入れる、それが大切なことだとはわかっています。

ただそれが〝どういうこと〟で、僕は〝どういう風に悲しめばいいのか〟がわからないのです。

もう、悲しいのかすら、よくわからないのです。

彼女が目覚めた時、僕は笑顔で「おかえり」と言いたいと思っています。

自分の生活を送りながら、いつでも彼女を迎え入れられる環境作りをしたい、とも。

それなのに、そのためには今をどう乗り越えればいいのかが、わからないのです。

情けないことに、もう色々と、よく、わからないのです。

 

拙い文章でしたが、ここまで読んでくださった方に、心より感謝を申し上げます。

この文章と、それを読んでくださった方が居るであろうということは、きっと、今の僕の救いです。

 






【執筆者】

揺蕩う さん


【プロフィール】


医療や福祉に助けられながら、名前のように生きています。


Twitter : @tayutau_oO



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2件のコメント

いのち 返信

初めまして。わたしは名前を呼ぶのが苦手で、なんてお呼びしたらいいのかわからないので、わたしのこの返事の中では あなた を使わせてください。

あなたは自分の中に彼女の場所を空けておいてあるんだと思います。それでもやっぱり一緒にいれないから、あなたは 僕 の中にいないんじゃないでしょうか。本当のことをそのままやってる。

ここまで書いたらわたしも抜け殻のようになってしまいました。頭の中でいろいろ話はしかけてはいるんですが、わたしはあなたの話にいろいろ足したりしたいと思えなくて、抜け殻のままで、もうしばらくいようと思います。

水分とたべるものは、とってくださいね。ここへは時々のぞきにきます。それでは。

いのち 返信

”たいせつなひとたち、みんな魔法使いみたいなのに人間臭くてぼろぼろになってもかっこよくて、とにかくほんとうに素敵なので、私もそういう人間でありたい。”

いやなことをいわれているさいちゅうに、わたしだっていろいろあるよ?あんたほんとうにそれでいいの?とさけぶと、後になって、すこしはずかしいし、いいすぎたな、と思って、なかなおりするので、このことは、ほんとうのことが書いてあると思います。

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